ホーム ≫ 当院が選ばれる理由 ≫ よくあるご質問 ≫ インプラントの安全性・リスクを知りたい
インプラントの安全性
安全性は大丈夫なのでしょうか?
当院では、安全で安心のインプラント治療を行うために、歯科用CT画像をSimPlant®(シムプラント)というシュミレーションソフトで解析し、綿密な治療計画を立て、サージガイドシステムを用いた安全第一のガイデットサージェリーを導入しています。
サージガイドを用いるメリット
・治療計画した位置に、インプラントを正確に埋入できます。
・手術時間が短くなります。
・予知性の高い治療で、インプラントが隣の歯の根に接触してしまったり、重度の神経障害や、大出血などのリスクを低減します。
インプラント埋入手術時のリスク
術前に精密な三次元画像解析を行わず、サージガイドも使用しないでインプラント手術をする場合に、以下のリスクが格段に高くなります。
下顎の手術時に下歯槽神経を損傷する事があります。
側枝の場合、通常のレントゲンで確認ができない事が多いので損傷する確率が高いのです。
もし麻痺が起こったとしても、下歯槽神経は知覚神経なので顔の形が変わったり運動障害を引き起こす事はありません。
治療はビタミン剤や代謝賦活剤の投与を行いますが、神経なので治癒に時間が掛かり、3週間から数ヶ月かかるケースもあります。
下顎の手術時に舌下動脈・下歯槽動脈の損傷する事があります。
下顎骨を貫通して舌下動脈を損傷するのは希なケースですが、有効な止血法がなく経過を観察する事になる場合もあります。
下歯槽動脈は損傷しても、圧迫止血で止血できますが、下歯槽神経のそばに存在する為に、神経損傷が高率に合併します。
上顎の手術時に鼻腔および上顎洞へ突き抜けてしまうことがあります。
上顎骨を貫通して鼻腔および上顎洞へ突き抜けてしまった場合は、その部位へのインプラント埋入を中止し、その他の埋入可能な部位へインプラントを埋入する事になります。
手術後抗生剤を投与し感染を予防をします。
隣接する天然歯の根にぶつかり傷つけてしまうことがあります。
隣の歯の神経が死んでしまうことがあります。
インプラント埋入後のリスク
腫れ、内出血、痛み等が起こる事がありますが、時間の経過とともに改善していきます。
骨の質が悪かったり、不正な力が加わる事でインプラントの脱落が希にあります。
また、一定の期間インプラントの骨結合を待ったにもかかわらず、骨結合していない場合も希にありますが、その時はもう少し期間を延長します。
上部構造が装着されてからのトラブル
インプラントの埋入本数が少なく、インプラントに加わる力が大きすぎるとせっかく入れたインプラントがグラグラしてしまいます。
この場合は手術前に歯科医師とよく相談し埋入の本数を決めれば、このようなトラブルは起こりませんが、骨の量が少く十分な長さのインプラントを埋入出来なかったり、骨の質が悪い場合は、同様の問題が起こる可能性があります。
インプラントが歯周病(インプラント周囲炎)になり、腫れたり血や膿が出たり、インプラントがグラグラします。
定期的なメインテナンスによる分解清掃することにより、インプラント周囲炎を予防します。
歯ぎしりが強い方は、ナイトガード等の歯ぎしり防止装置を装着しないとインプラントに加わる力が大きくなり動揺が起きることがあります。
このようなお悩みをお持ちの方も、ぜひご相談ください。
